ネフローゼは突然に。

2013年12月、微小変化型ネフローゼ症候群と診断されました。最近は食べ物ネタばかりになっていますがよろしければご覧ください♡

腎生検振り返り

12/19 腎生検前日

レントゲン・心電図・腹部エコー・採血・出血時間の検査あり。

出血時間の検査とは、耳たぶに少し傷をつけて血を出してどれくらいで血が止まるのかを計る検査でした。

夕方に先生より腎生検の流れの説明あり。

かなり細かく説明してもらったので不安も特になく前日は過ごせたかな。

 

12/20 腎生検当日

朝、採血あり。朝食抜き、飲水はOK。

9:30〜10:00 シャワー浴、検査着を前後逆に着替える。(うつぶせになるため)

10:30 止血剤の点滴を開始。

ベッドごと移動して処置室にて11:00より腎生検開始。

局所麻酔の注射をされる。1回目はそんな痛みはなかったんだけど、「次は奥の方に麻酔をかけます」とのことで2回目に打たれた注射がマジ痛い。

ぐぐぐーっと内臓に突き刺さっていくような、深いところにさしてる感じ。

うつぶせになって背中を出されて消毒をぬりぬりされる。塗り方がくるくる渦を巻くように塗ってるのがわかる。

背中に穴空き布をおかれる。

エコーをあててどっちの腎臓から組織を取るかを決めて、私は左の腎臓から取ることになりました。

腎臓って150gくらいしかなくてすごくふわふわ動いてる臓器なんだそう。なので呼吸しただけでも上下に動いてしまうらしく、組織を取る瞬間は息を止めて取るのだと。

実際に機械で取る前に何回か呼吸して止めるの練習をやりました。

機械の音でびっくりしないようにということで、こんな音がしますよとガシャン!と鳴らしてくれました。

全部で3回取りました。

先生達の会話が怖かったよ。

「あと1センチくらい、もうちょい、はいそこでキープ」とか、「ずぶっといっちゃって」とかうわぁ刺さってるんだーって怖くなる。もちろん痛くないけどね。

針で刺したところを10分(だったかな)圧迫するんだけど、先生の全力で押さえつけられて、苦しすぎてギブ・・・状態。

先生方にうつ伏せから仰向けに転がされて、背中に砂嚢を敷き圧迫。

再びベッドごと部屋へ帰還。処置室に入って約1時間で出てきた感じですね。

 

処置後1時間で飲水可能ということだったけど、寝たままどうやって飲めと。

ストロー持ってますか?って聞かれたけど、持ち物に書いてなかったものはあるわけもなく、吸い飲みというのを貸してもらいました。

DIA ポり薬呑器

 

↑こんな感じの。

 

さらに1時間後、昼食が来ました。

ご飯だけはかろうじておにぎりにしてくれてるけど、おかずが通常の盛り方ってどうなんですか・・・。

ベッドアップはまだダメなので、頭の下にバスタオルを入れて目一杯頭をあげてご飯食べました。

前日の夕食以来の食事なので、食い意地で完食しましたけどw

処置後4時間、までは砂嚢の上に仰向けで寝返りも足も動かすことは厳禁なので、足首だけ動かして気を紛らわしてました。

魔の4時間を過ぎるとベッドを30度までアップしていいのと、寝返り可能になります。30度って割とフラットに近くて夜ご飯も結構辛かったよ。

 

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シュールなプレートを掲げられました。 

排泄に関して

ベッド上でお尻の下に入れる薄い尿器を使って排尿しなければなりませんでした。

これがなかなか難しかった。

寝た格好でしようと思うと、思うように出ないものなんだって初めて知った。

どこに力を入れていいのか分からない感じで、あれ?あれ?とかいいながらどうにか出した。その尿に血が混じっていなければ、ベッド脇にポータブルトイレを置いて使っていいという段階へ進めます。

そのポータブルトイレもカーテン挟んでお隣さんがいると思うと、使いにくいよね〜。

でも生理現象ですから我慢できるわけはなく2回ほど使ったけど、精神的にくるね。

 

12/21 腎生検翌日

採血・採尿。

腹部エコーで出血が無いか診てもらう。

止血剤の点滴を3時間やって処置としては終了のようです。

腎生検のみの入院なら何も無ければこの翌日には退院できるようです。